Zabbix 2.0.0.rc1 入れてみました!

リリースされたので早速入れてみました。

実はZabbixを入れたのはモノ凄く久しぶりで...
1.8.4 or 1.8.6 でずっと稼動させていたのですが、
先週ふと気付くと最新が1.8.10 なのを知り慌てて構築(^_^;)
さて切り替えるか... っと思ったら 2.0.0.rc1がリリースされ、
1.9.x をウォッチしていなかったボクとしては、
リリースノートに記載されている、
「Remote JMX monitoring」の文字に惹かれ、早速テスト環境として構築しました。

1.8.x が2台既にあったのと、ZABBIX-JPサイトにある
1.9.9 の情報を参考にしたので、比較的導入はすんなりいきました(多分)。

導入した環境が手元にないので、ざっくりメモを記します...ね。

■ 環境
CentOS 5.8 i386
httpd(Apache)、PHP 5.3、MySQLを標準リポジトリから導入
PostgreSQLは本家のyumリポジトリを使用
・fping、iksemel(-devel,-utils)、libssh2(-devel,-docs)はZABBIX-JP(relatedpkgs)のものを使用
Java SE 6 Update 3 (Oracle)を導入(jdk-6u31-linux-i586.bin)
・dag から checkinstall-1.6.0-3.el5.rf.i386.rpm を導入
・あと必要なものは、ZABBIX-JP内1.9.9にあるzabbix-1.9.9-0.el5.JP.src.rpm のspecファイルを見てyumした


■ 構築
・ZABBIX-JP内1.9.9にある rpmbuild.log を元に以下のconfigureを実施

./configure \
--program-prefix= --prefix=/usr --exec-prefix=/usr --bindir=/usr/bin \
--sbindir=/usr/sbin --sysconfdir=/etc/zabbix --datadir=/usr/share \
--includedir=/usr/include --libdir=/usr/lib --libexecdir=/usr/libexec \
--localstatedir=/var --sharedstatedir=/usr/com --mandir=/usr/share/man \
--infodir=/usr/share/info \
--enable-agent --enable-server --with-net-snmp --with-unixodbc \
--with-ssh2 --enable-java --with-openipmi --with-libcurl --with-mysql

・make して、checkinstall して、rpm -i した
・database/mysql 内のsqlファイルをMySQLに入れた
・cp -r frontend/php /usr/share/zabbix
・zabbix_server.conf は Zabbix 1.8.10 のものを参照し編集 (≠コピー)
 コピーの場合は、SNMP trap と JMX のセクションが消えてしまうので注意!
・zabbix_agentd.conf は Zabbix 1.8.10 のものを参照し編集 (≠コピー)
・/etc/init.d/ に置く起動スクリプトは Zabbix 1.8.10 のものをコピー
・/etc/httpd/conf.d/zabbix.conf を Zabbix 1.8.10 のものをコピー
・mkdir /var/run/zabbix /var/log/zabbix
・chown zabbix:zabbix /var/run/zabbix /var/log/zabbix

以後のWebブラウザでのインストール作業は 1.8.x と同じでした。
それと、日本語化は一切しませんでした。

ってな感じで、とりあえず、Linux用テンプレートから項目を絞ったものを
監視させ、ほぼ動いている事を確認しました。

JMX監視用の設定はこれからです...